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アジア太平洋地域を結ぶ海底ケーブル「Candle」登場

アジア太平洋地域には、世界のインターネット利用者の58%¹以上がおり、多くの利用者がオンライン接続やAIなどの革新的な技術へアクセスするため、強固なグローバルインフラに支えられています。

Metaでは、誰もがAIやパーソナルスーパーインテリジェンス、その他の新興技術にアクセスし、生活を向上させ、互いにつながる未来を構想しています。そのため、世界中の人々が豊かなオンライン体験を実現できるよう、十分な容量と耐久性を備えた世界最高水準のネットワークインフラを構築し続けています。今年初めに、これまでで最大規模の海底ケーブルプロジェクト「Project Waterworth」を発表しました。本プロジェクトは、10年後までにアジアを含む5大陸に上陸する予定です。 

この度、アジア太平洋地域における他の4つの海底ケーブルへの投資に関する最新情報を紹介します。これらのケーブルは、世界の他の地域への接続を提供し、完成後は、地域内の数十億人に向けて、Metaの製品やサービス、AI、そしてより高度な接続性の提供を可能にします。

アジア太平洋地域最大の容量を誇る海底ケーブル「Candle」を発表

「Candle」は、アジア太平洋地域で最大容量の海底ケーブルとなり、2028年に日本、台湾、フィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポールへの接続を強化します。全長8,000キロメートルのCandleは、570Tbps(テラビット毎秒)の容量を備え、5億8,000万人以上をつなぎます。

地域内の主要な通信会社との連携により、Candleは最近開発された24ファイバーペアケーブル技術を活用し、現在の最大容量ケーブルである「Anjana」と同様の帯域幅を提供します。

海底ケーブル「Bifrost」が到着。「Echo」および「Apricot 」に関する最新情報

2021年、Metaとパートナー企業は、海底ケーブル「Bifrost」と「Echo」を通じて、太平洋横断の通信容量の70%増加に取り組んでいます。

Bifrostは現在、シンガポール、インドネシア、フィリピン、米国を結んでおり、メキシコへの接続は2026年を予定しています。これまでの太平洋横断ケーブルとは異なる経路を構築し、この利用頻度の高いデジタルルートに260Tbpsを超える冗長性を追加します。

Echoは現在、グアムとカリフォルニア間で260Tbpsの容量を提供しており、将来的にはアジアへの接続オプションも用意される予定です。

また、日本、台湾、グアム間で利用可能な「Apricot」を発表しました。今後フィリピン、インドネシア、シンガポールへ拡張される12,000キロメートルの本システムは、290Tbpsの容量でBifrostおよびEchoを補完します。

Candle、Echo、Bifrost、Apricotが連携することで、アジア太平洋地域に域内接続性と米州への太平洋横断の接続性を提供します。さらに、「2Africa」などのプロジェクトへの投資により、インド、中東、欧州への道を切り開き、Project Waterworthはグローバルな接続性を実現します。

アジア太平洋地域におけるMetaのデジタルインフラの開発は、世界中どこにいても人々をつなぐという取り組みの一環です。パートナー企業と連携したこれらの投資により、グローバルな通信ネットワークの規模と信頼性が強化され、Metaのサービスをアジア太平洋地域をはじめ、世界中の企業や人々に迅速かつ効率的に提供します。

[1]統計データプラットフォームStatistaによると、2025年9月5日時点で、アジア太平洋地域には全世界56.5億人のインターネット利用者のうち、約33億人が存在します。



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